発芽*レイキアカデミー講師
REIKIギタリスト
「KENさんは、ご家族や友人たちへのヒーリング実績が豊富で、たくさんの奇跡を経験されている方です。ヒーラーとなられてからは毎月練習会へ参加され、その度に、多くの気付きを私たちにシェアしてくださいました。ご家族の健康問題に直面している方に、レイキを身につけてもらって、前向きに過ごしてもらいたいという熱い情熱を持っています。ただただ愛に満ちた健さんのヒーリングは、海のように深い安心感を与えてくれます。遠隔ヒーリングの実績も豊富なので、ぜひいろいろな話を聞いてみてくださいね♪ また、KENさんが奏でる癒しのヒーリングギターは、必聴。聴いているだけで心身がほどけてゆく天上の調べです! 2012年以降は、レイキセミナーのアフターフォロー等を担当してくださいます」(こと葉より)
私は発芽*レイキアカデミーでレイキを学びました。その後、レイキをさまざまなかたちで活用してきましたが、その中でも、病の父にレイキヒーリングを行えたことが、レイキを学んでいて一番よかったこと、と思えています。
私の父は、私がレイキヒーラーになる前から肝臓癌で入院していて、認知症も始まっていました。父は入院の際、医師から「肝臓癌は完治はないでしょう、認知症も入院が続くと進行も早まり、家族の事も次第にわからなくなっていきます」と伝えられていました。レイキヒーラーになる前から、毎日のように父の見舞いに行っていましたが、やはり見舞いに行けないときもありました。見舞いに行けないと、なにかその日はもやもやとスッキリしない感じがありました。レイキヒーラーになってからは、見舞いに行った時には、寝ている父に手を当てたり翳したりするレイキヒーリングを行えるようになり、見舞いに行けないときにもレイキ遠隔ヒーリングを行なえるようになり、見舞いに行けなかったときのもやもやしたような思いもスッキリと解消されました。
父とは認知症の影響から、会話のキャッチボールなどは殆どなくなっていたのですが、ヒーリングを行なっているときには、いつも一体感を感じることができ、それだけで本当に嬉しく、ただ父がいてくれる、それだけで本当にありがたいと思えました。心の中では、お互いに『ありがとう』と伝えあっているような感覚をいつも感じられました。父にはとにかく痛みや不安なく、毎日を穏やかに過してもらえるようにアファメーションを唱えながら、たとえ短い時間でも必ずヒーリングを行なうようにし、見舞いに行けないときの遠隔ヒーリングでも、同じようにアファメーションを唱えながらヒーリングを送るようにしていました。
残念ながら父は2009年8月に光となってしまったのですが、ヒーリングを行なえていた期間、父は本当に穏やかにいてくれました。いつからか父とは、心の中で会話もできるようになっていたので、寂しい思いや悲しい思いなどは、本当に最小限にとどめることができました。なにより父は光になるまで、苦痛な表情などは一度もなく最期まで穏やかにいてくれたので、私たち家族は父の苦しむ姿を見ることなく、冷静に穏やかに最期までいられることができました。このことがレイキを学んでいて『本当によかった救われた』と思っています。
私は父へレイキヒーリングを行なえていたことがこの最善の結果を生んだと思っています。もちろん、長い間お世話になった病院関係者のあたたかな看病があったからこそのことです。私たち家族は、新たなステージへと旅立つ父に、愛と感謝と応援もしっかりできたので、すべて悔いなくやり遂げられたような達成感のようなものを全員で感じ、父を最善なかたちで見送ることができました。
実は母もリンパ腫で完治のない病です。父と母をヒーリングしていて、奇跡のようなことが本当にたくさんありました。レイキヒーラーになってから、両親には特に手を当てたりかざしたりするヒーリングを多く行なってきました(現在も)。今思うと、レイキヒーリングをする環境を、私にはたくさん用意されていて、ヒーリングを行いながら、そこからたくさんのレイキの豊かさにつながる愛と感謝の学びの場を与えていただいたように思えています。レイキを信じヒーリングを行なえたこと、このことが私に大きな自信と勇気を与えてくれました。ヒーリングで得たたくさんの学びが、本当に大きな財産となり生かされています。
こと葉さん、ホトケさん開催のレイキセミナーに参加しているときに『レイキの素晴らしさを自分も伝えていけるようになりたい』と思いました。レイキを学んで最初の願望でしたが、幸運にもその願いは叶い、今では「発芽したい人のレイキセミナー」のサポートをさせていただいています。レイキを学んでからは嬉しいことに願望もいくつか達成されています。レイキは必ずいい方向に自分を導いてくれます。時には時間をかけてゆっくりと、そんな時ほどあまりよいとは思えないような事にもでくわしたりしますが、どんな事もすべてがいい方向に向って行くための一つの行程というのを、レイキの豊かさとして受け入れています。いつからか定かではありませんが、レイキの学びから、『どんなときも大丈夫』と思えるようになった自分がいます。
2009年12月から、盲目の叔母も家に住むようになり、叔母にも短いながら毎日ヒーリングを行なっています。叔母は、視力を回復するとかではないのですが、光や明るさを感じられるようになってきています。当たり前のようなことで気付かなかったのですが、目が見えるということや、思うように身動きをとれるということが、本当にありがたいことなんだなということをあらためて痛感しています。