<エピソード>

セルフラブとインナーチャイルドについて、大きな気づきがありました!
ハレルヤ!!

ことの顛末はこんな感じです。
つい数日前、起きるとおなかが重く、同時に気分が優れなくて。
出かけたい&したいこともあるのに、手に付かないということがありました。
そのとき、夫のホトケさんがおらず、
部屋に一人でいたので、独り言を言ってみることにしたのです。
 

「おなかが痛い」と。


普段なら返事をしてくれる相方がいるわけですが、
一人だと当然返事が来ない。
さみしいので、自分で応えることにしました。
「おなかが痛いんだねー」とセルフで。


相手が言ったことをそのままの表現で繰り返す。
この技をカウンセリング用語で「オウム返し」と言います。(普通でも使いますね)


私はこう見えて(?)腐ってもレイキカウンセラー(R)※登録商標 ですので、
オウム返しをしたら、「心のコップを空にする質問」をしないわけにはいきません。



Q.「心のコップを空にする質問」とは?

A.ハイ、それは、
「何が」や「どのように」などの言葉を使って、気持ちを深く聞く質問です。



「おなかが痛いんだねー」と言った後に、
「どんな感じなの?」と「心のコップを空にする質問」を続けて、
自然にセルフカウンセリングが始まりました。
歩き回って、部屋を片づけたりしながらです。


「おなかが重くて、痛いんだよね」
「重くて痛いんだー。それで、どうしたいの?」
「カフェに行くの」
「そう、カフェに行くんだね」



すると突然、自分の口から
「カフェに行ってもいいのかなあ〜〜〜」と子どもが泣きながらぐずるような声が出てきました。



突然のことにびっくりです。
声色にもビックリですが、内容にもビックリ。


だって、私が近所のカフェに通うのはもはや日常生活の一コマなのです。
スーパーに行くより頻繁なくらいです。
(はぁ? カフェに行ってもイイかって、アナタ毎日行ってるじゃないですか?!)
そうセルフツッコミする自分の声がすぐに頭をもたげましたが、
それは口に出さずにこらえてみると、
(ははーん。これはインナーチャイルドの声だな)
と気が付きました。



インナーチャイルドの自分「カフェに行ってもいいのかなあ〜〜〜(甘えた涙声)」
カウンセラーの自分「カフェに行ってもいいのかなって思うんだね」
イ「うん」
カ「カフェに行ってはいけないの?」
「だってお金がかかるし、いい子じゃないから」



(でた! 「いい子」キーワード!)
 

ほんの数日前、
ふいに「私、いい子なの」というインナーチャイルドの叫びが急に出てきて、
それに同伴してレイキヒーリングをしたことを思い出しました。
※ブログ記事にもしております!
「いい子」が出てきたので、これはあの流れの続きなのだとわかりました。




相変わらず私の冷静な部分は、
「アナタ毎日カフェ行ってるじゃん…」と白目で突っ込んでいるのですが、
そのツッコミの自分は置いておいて、
優しいカウンセラーの自分として、腰を据え、
インナーチャイルドの自分に同伴(寄り添って話を聴く)ことにしました。


改めて、本日の登場人物はこちら。
三人のわたくし。
ツッコミの自分、カウンセラーの自分、インナーチャイルドの自分です。



胸の真ん中のハートチャクラに手を当てて、
適当に座って、インナーチャイルドの話を聴くことにしました。



カ「いい子じゃないから、カフェに行っちゃだめって思うんだね」
イ「うん」
カ「何がいい子じゃないの?」
イ「だって…」


インナーチャイルドはここから、5つくらいの理由を次々に教えてくれました。



イ「クラスの男の子をからかっていじめたの」(小学2年生のときの事実)
イ「友達のお金を盗っちゃったの」(小学1年生のときの事実)
イ「算数のドリルができなくて、答えをカンニングしたの」(小学3年生のときの事実)
イ「私ばかり服を買ってもらって、妹にはないのに」(小学4年生のときの思い)
イ「優しくないの。弟妹の面倒をあんまり見てないの」(小学生のときの思い)



(おお!)


ツッコミの自分は驚きました。
 

(それ、みんな身に覚えのあることだけど、そんなに気にしてたの?
っていうか気にするほどのことかー?)

しかしツッコミの自分は賢明にも口をつぐんだままで、
カウンセラーの自分がインナーチャイルドに語り掛けました。
繰り返しますが、声を出しています。独り言セルフカウンセリングです。



カ「クラスの子をいじめたり、お金をとっちゃったり、
算数でカンニングしたり、自分ばかり服を買ってもらったり
優しくなかったりしたから、いい子じゃないって思うんだね」
イ「うん」
イ「いい子じゃないの〜〜〜」
ビエーと音がしそうな泣きの雰囲気の声色です。
ちなみにここでは実際の涙は出ていません。



カ「そうなんだね。そう思うんだね」
イ「…(グスン)」



いい子でいたいのに、自分は悪い子。


本当は「清く正しく美しく」がいいのに。



無言の中に、インナーチャイルドはそんな雰囲気を醸し出していました。


それでも言いたいことにいったん区切りがついたような、そんな感じがしました。



この区切りがつくことが大切なのです。


この区切りのタイミングを見極めるのが、心に寄り添う同伴の聴き方のポイント。



そこで、カウンセラーの自分が、インナーチャイルドに語り掛けました。


インナーチャイルドを助けたいという思いとともに、口をついて自然に出た言葉です。



カ「あのね、人間って、きれいなところばかりじゃなくて、
汚いところやみにくいところや、ずるいところや、
人には見せられないようなところもあるんだよ。
普段は、人に見せないように隠したり、
内側に秘めて自分でなんとかしようとしているから、
表には見えないけど、そういうものを持っているんだよ。
汚いところやみにくいところがあっても、悪いわけじゃないんだよ。
きれいなところや美しいところやすばらしいところも一緒に持っているのが人間なんだよ。
きたないところやみにくいところも持ったままで、
でもみんな、周りの人と仲良くやろうと努力しているんだよ。
それでいいんだよ」



ツッコミの自分は、いいこと言うなあと黙って感心しています。
インナーチャイルドの自分は黙って聞いています。



カ「みんながそうなんだよ。
だったら、みんなと仲良くするために、どんな言葉を掛けてあげたいと思う?」


するとすぐさまインナーチャイルドは言いました。


「そんなあなたも大好きだよって言ってあげたい」






この言葉が。

「そんなあなたも大好きだよって言ってあげたい」
という言葉がインナーチャイルドから出た瞬間に、私の目からウワッと涙がこぼれて。
うれしさがこみ上げて、同時にわかってくれたかって思いもこみ上げて。
それでわかりました。



「そんなあなたも大好きだよ」って言われたかったんだ…。
「そんなあなたも大好きだよ」って自分に言いたかったんだ…って。




「そんなあなたも大好き」は、「どんな自分も大好き」と同じ。



「どんな自分も大好きだよ」
「どんな自分も大好きだよ」
「どんな自分も大好きだよ」
「どんな自分も大好きだよ」
「どんな自分も大好きだよ」



ハートの真ん中に手を当てたまま、同じ言葉を呪文のように唱えていく中で、
ほっとして脱力していくのを感じました。

(ああ、これがセルフラブ)

ずっと長い間、
「どんな自分も大好きだよ」と言ってほしかったのに、
「どんな自分も大好きだよ」と言ってこなかったことがわかりました。
私が私に。




「どんな自分も大好きだよ」のアファメーションとともに、
セルフラブヒーリングと言えるような時間をしばらく過ごした後、
カウンセラーの自分がインナーチャイルドの自分に声を発しました。




カ「じゃあ、これからどうしようか?」
イ「カフェに行きたい!」
カ「カフェに行くと、どんないいことがあるの?」
イ「気分がよくなるし、いいアイデアが湧くし、ガイドさんとコンタクトできるし、いい文章が書ける」
カ「カフェに行くと、気分がよくなるし、いいアイデアが湧くし、ガイドさんとコンタクトできるし、いい文章が書けると思うんだね」
イ「うん!」


インナーチャイルド、このヒーリングのプロセスが始まってから一番のキラキラ笑顔です。
口から出る声も実際に明るく弾んでいます。



そのままカフェに行ってもよさそうなくらいでしたが、
ここで思い付き、レイキカウンセリングの定番ツールである
52枚の美徳のカード「ヴァーチューズ・カード」を引くことにしました。
レイキカウンセリングを完了させるなら、ここはカードでしょ、と。




カ「これから何の美徳があなたを助けてくれるか、カードを引いてみる?」
イ「うん」



すぐそばにあった「ヴァーチューズ・カード」を手に取って、何度か切って、
「私にとって最善のカードのメッセージを引かせてください」とハートに依頼して、
直感で一枚を引きました。
出たカードは「信頼性」のカードでした。




引いた瞬間はピンときませんでしたが、
カードの表に書いてある次の言葉が目に入ったとき、
瞬時に、これに関連するこれまでの記憶や感情が呼び起こされました。



「あなたは常に最善を尽くし、約束を守り、コミットしたことを最後までやり抜きます。」




ここを声に出して読んだときに、涙があふれてきました。
涙とともに湧いてきたのは、ふたつの感情です。
やってきたことを(カードを通して)認められて、うれしいうれしいという気持ち。
そして、できていないことを(カードを通して)再確認し、自責することから起こる悲しい気持ち。
どちらもがありました。



これでわかったのは、
「信頼性」の美徳こそ、
私のインナーチャイルドが繰り返し言っている「いい子」の資質だということです。


(そうか、「いい子」というのは、こういうことなんだ)



私は、これまでに私自身との約束を破り続けていて、
だから「いい子」ではないと自分を断じていたのだとわかったのです。


連想が次々に浮かびます。
…今朝だってそうだ。
前の晩に、ある場所へ「行く」と言ったのに、今朝になって「やっぱり行けません」と他の人に言った。
それに、ある人と約束して、こうしようと自分でも決めたのに、まだできていない仕事がある…。



インナーチャイルドは、いい子いい子と繰り返すけれど、
その「いい子」が具体的に何を指しているのかが、これまではっきりとしていませんでした。

それが、52枚のヴァーチューズ・カードを引いたことで、
インナーチャイルドがこだわりを持っているのは、「信頼性」についてで、
信頼される価値のある自分でありたいから、いい子でいたいのだとわかりました。



ヴァーチューズ・カードの裏には、
確言(アファメーション)が書いてあります。



「私は信頼に値する人です。
私は約束を守ります。
私は他人の信頼に値する人です。」



ここに書かれた確言を声に出して読もうとしますが、
どうしても声が出ないのです。
息だけになってしまいます。
息で言うのすら、苦しい。
喉がハートが、声を出すのを拒否している。
つまり、心がアファメーションを言うのを拒否しているのです。



“自分は、約束を守れないやつだ”
そういう信念があるから、
逆のことを言うアファメーションを発することができないのです。



“自分は、約束を守れないやつだ”
“自分は、約束を守れないダメなやつだ”
“自分は、約束を守れない、悪い子だ”
“自分は、いい子じゃない”
“自分は、いい子じゃないから、ごほうびをもらっちゃいけない”



こういう信念が隠れていたと思います。
だから、「カフェに行ってもいいのかなあ〜(泣)」となるわけですね。
「カフェに行く=ごほうび」だから。



私はアファメーションの本も出していますが、
(文庫『夢をかなえることだまの力』(日本文芸社刊))
言葉は、ことだま。パワフルなエネルギーです。
現実をつくる力があるのです。
ですから、あなどれません。
口にしにくいことを口に出すことは、現実を変える。
あなどれないパワーがあるのです。



なので、
言うのが苦しくてもつらくても、
これは信念を変えるために必要なプロセスだと思って、
声が出るまで、何度も何度も繰り返し読みました。


「私は信頼に値する人です。
私は約束を守ります。
私は他人の信頼に値する人です。」


声はなかなか出なかったけれど、ようやくかすれ声が出るようになって、
そこからさらにはっきりした声色で発生できるようになるまで、
時間を要しましたが、言えるようになりました。



そしてようやくアファメーションがしっかりとした声で言えるようになったころに、
強い眠気がやってきて、しばらく横になって仮眠。
ほんの数秒かもしれませんし、数分間だったかもしれません。
自然に体が起きあがったとき、私はすっきりしていて、
いそいそとカフェに行く準備ができ、そして実際に意気揚々と出発したのでした。
楽しい時間を過ごせたことは言うまでもありません。



ここまで読んでくださってありがとうございます。
いかがでしたか?


この一連のレイキカウンセリングのプロセスで、
私にはいくつかの大きな発見がありました。感動もありました。


インナーチャイルドが
「そんなあなたも大好きだよって言ってあげたい」
と言ったときは、本当に感動して、
インナーチャイルドはやはり愛そのものの存在だと思いましたし、
自分が大事にしてきた「いい子」というのは、
信頼性のある人間を指しているということがクリアーになってよかったです。
それに伴い、「自分との約束を守っていない」と自分を責めてきたのだという、
内なる批判のポイントが明確になったのは収穫でした。
「清く正しく美しい」のがよい人間で、
そうでないとダメ(悪い)という信念を幼いころに強力に培ってしまったということもわかりました。
それを誤解だよとインナーチャイルドに伝えられたのもよかったです。




「いい子」の概念の裏には「悪い子」がいます。
いい悪いという善悪の概念に、
どれほど自分がとらわれてきたのかということがわかりました。



これは、声を大にして言いたいのですが、
本当のところ、何かが悪いというのは、ないのです。
「悪い」ということは本当は存在しないのに、
あたかも存在するように信じ込まされている。
まさに「魔」が差している状態です。


私たちの世界は、「誰かが悪い/何かが悪い」
という大いなる誤解によって、混乱をきたしています。
本当のところ、
この世界に「責任」はあっても「悪い」はないのです。



私自身は今、
長年の呪いがとけたように、
「いい子」の呪縛から自分を解放しかけています。
「いい子」の自分はいいけれど、「悪い子」の自分は愛せない…。
そんな中途半端なセルフラブだから、中途半端な現実を体験してきました。
もうその誤った信念を手放して、
「どんな自分も大好き」を選択して、
「責任」はあっても「悪い」はない世界へと、完全に移行していきたいところです。




ご清聴に感謝!
読んでくださってありがとうございます。

 

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